■ ID
| 1596 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 複数の物理探査を用いた最終処分場における内部構造の把握手法の検討
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■ 著者
| 磯部友護
埼玉県環境科学国際センター 大石修
千葉県環境研究センター 大野博之
(一財)日本環境衛生センター 遠藤和人
(独)国立環境研究所
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第23回廃棄物資源循環学会研究発表会、平成24年10月22日 |
■ 抄録・要旨
| 廃棄物最終処分場(以下、処分場と略記)の健全性を評価し、その評価結果に対し適切な回復技術を適用するためには、その処分場が持つ不健全性を十分に把握することが重要である。そこで本研究では、複数の物理探査を用いた内部構造の把握方法の検討を目的とし、処分場の土堰堤構造を主な対象構造物として、比抵抗探査、電磁探査、弾性波探査を実施した。その結果、土堰堤等の土質材料と廃棄物材料との境界領域を非破壊で可視化でき、物理探査による処分場の土堰堤構造を把握できる可能性が示された。電磁探査では、深さ方向の具体的な数字を得ることは難しいが、比抵抗探査よりも簡便に評価可能であることから、先ず電磁探査によって面的な違いを評価し、その後に必要な断面にて比抵抗探査や弾性波探査を実施し、深さ方向のデータを得ることで効率的な調査が可能になると考えられた。
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